NO.1の今期18年2月期通期業績予想は増収増益を見込む

■12日の株価は上場来最安値2445円を付ける

 NO.1<3562>(JQS)の12日の株価は、上場来最安値2445円を付け、終値は2525円で引けた。ところが、引け後発表された17年2月期は増収大幅増益で、今期も増収増益を見込むことから、株価の反発が期待できる。

 前17年2月期連結業績は、売上高70億57百万円(前年同期比3.8%増)、営業利益3億04百万円(同13.1%増)、経常利益2億90百万円(同38.6%増)、純利益1億91百万円(同83.8%増)であった。

 今期については、OA関連商品及び情報セキュリティ機器を中心とした複数商品の提案を推進し、顧客あたり利益の向上に努める。また、競合企業や競合商品との技術や機能の差別化を図り、顧客ニーズに適した商品ラインナップを充実させるとともに、全社をあげてITサポートの加入促進を強化し、保守・メンテナンスサービスの提案型への深化に取組むことで、顧客との安定的かつ長期的な関係を構築し、収益基盤の底上げを図るとしている。

 今通期連結業績予想は、売上高74億37百万円(前期比5.4%増)、営業利益3億30百万円(同8.8%増)、経常利益3億11百万円(同7.2%増)、純利益2億03百万円(同6.7%増)と増収増益を見込む。(TA)

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