【株式市場】トランプ大統領の「ドルは強過ぎ」発言を受け日経平均は一時247円安

株式

◆日経平均の前引けは1万8340円44銭(212円17銭安)、TOPIXは1462.60ポイント(16.94ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億7324万株

チャート9 13日(木)前場の東京株式市場は、引き続き北朝鮮を巡る地政学的リスクに加え、米トランプ大統領の「ドルは強くなり過ぎている」旨の発言が伝えられて円高が進み、日経平均は株価指数の先物主導で安く始まった後も下値を探り、10時30分にかけて247円89銭安(1万8304円72銭)まで下押した。前引けも212円17銭安(1万8340円44銭)で3日続落模様となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均などはそろって安い。

 昨日まで連日活況高の防衛産業関連株が中国の仲裁姿勢に関する報道などを受けて軒並み乱高下となり、石川製作所<6208>(東1)は朝方18%安のあと4%高の場面があったが前引けは9%安。関西電力<9503>(東1)などの電力株が消去法的に買われて堅調。イワキ<8095>(東1)は四半期決算が好調で高い。3月30日上場のユーザーローカル<3984>(東マ)は昨日までの5日続落による割安感などが言われて反発。

 東証1部の出来高概算は9億7324万株、売買代金は1兆708億円。1部上場2015銘柄のうち、値上がり銘柄数は343銘柄、値下がり銘柄数は1591銘柄となった。(HC)

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