【銘柄フラッシュ】ぷらっとホームなど急伸し細谷火工などのた防衛関連株は総崩れ
- 2017/4/13 19:28
- 株式投資ニュース
13日は、昨日まで連日活況高だった防衛産業関連株の値動きが一変し、米国と北朝鮮の緊張状態に中国が仲介姿勢を示したとされて乱高下から次第に総崩れとなり、代表格の石川製作所<6208>(東1)は朝方18%安のあと4%高の場面があったが前引けは9%安、後場は21%安まで急落して大引けも20.0%安。日本アビオニクス<6946>(東2)は大引けストップ安の19.8%安。昨日まで5日連続ストップ高だった細谷火工<4274>(JQS)は朝方に19.6%高と高値を更新したが大引けは14.2%安。
一方、丸栄<8245>(東1)は69%を保有する1位株主・興和(名古屋市)によるTOB(株式の公開買付)により買い付け価格128円に向けて急伸しストップ高の37.5%高となり東証1部の値上がり率1位。北の達人コーポレーション<2930>(東1)は3月に3倍強の急騰を演じて反落していたが「半値押し」などのテクニカル的な調整一巡の水準に達してきたとされて出直り15.0%高とり東証1部の値上がり率2位。、ペプチドリーム<4587>(東1)は技術供与先からのロイヤリティ収入などの材料再燃とされて8.8%高となり株価ひとケタ銘柄を除くと東証1部の値上がり率3位。
グリー<3632>(東1)はスマートフォン向け新作ゲーム「アナザーエデン時空を超える猫」の配信開始などが言われて7.6%高と急反発。サイゼリヤ<7581>(東1)は第2四半期決算の大幅増益などが好感されて高値更新の7.4%高。
ぷらっとホーム<6836>(東2)はインテルが同社などと共同でスマートホームを実現するIoTプラットフォームの実証実験を開始と発表したため期待が集まりストップ高の22.2%高と急伸。スリーエフ<7544>(東マ)はローソン<2651>(東1)との事業統合契約などが材料視されて2日連続ストップ高の20.5%高。ラクト・ジャパン<3139>(東2)は12日発表の四半期決算が好感されて6.5%高。
サイバーステップ<3810>(東マ)は引き続き業績予想の大幅増額が好感されて大幅続伸となりストップ高の26.6%高。メドレックス<4586>(東マ)も引き続き業績予想の大幅増額とインド企業へのライセンス供与が材料視されてストップ高の19.5%高。3月30日上場のユーザーローカル<3984>(東マ)は昨日までの5日続落による割安感などが言われて9.4%高と急反発。
オービス<7827>(JQS)は広島県での補助金事業を材料にこのところ急騰しており2日連続ストップ高の23.3%高。ソレキア<9867>(JQS)は富士通<6702>(東1)のTOB(株式の公開買付)にフリージア・マクロス<6343>(東2)の佐々木ベジ会長が割り込む形でTOBを表明しており思惑が充満し11.4%高となった。(HC)