協立情報通信の18年2月期は19.7%営業増益を見込む

■今期はソリューション事業とモバイル事業の連携を強化

 協立情報通信<3670>(JQS)は13日、17年2月期の連結決算を発表した。

 売上高は58億100万円、営業利益は2億3200万円、経常利益は2億3700万円、最終利益は1億4500万円だった。17年2月期から連結財務諸表を作成しているため対前期増減率の記載はない。

 各事業を見ると、ソリューション事業では、マイナンバー対応需要の一巡に加え、情報インフラ分野、情報コンテンツ分野の両分野において案件規模が小型化する傾向がみられたものの、第4四半期以降は、徐々に復調している。

 モバイル事業の法人部門では、ソリューション部門との連携やコンサルティング営業へのシフト等の対策を進めており、成果が見え始めたとしている。

 18年通期の見通しは、ソリューション事業とモバイル事業の連携、顧客の深耕とソリューションの横展開による営業効率の向上、保守・レンタル・教育等のストックビジネスの強化を図っていくとしており、売上高は61億7000万円(前期比6.4%増)、営業利益は2億7800万円(同19.7%増)、経常利益は2億8300万円(同19.2%増)、純利益は1億9400万円(同33.3%増)としている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る