【業績でみる株価】PR TIMESは17年2月期が計画超の大幅増収増益で18年2月期も大幅増収増益予想
- 2017/4/14 09:41
- 業績でみる株価
PR TIMES<3922>(東マ)は、ニュースリリース配信サイトを運営している。4月13日発表した17年2月期連結業績は計画超の大幅増収増益だった。そして18年2月期も大幅増収増益予想である。
株価は2月27日の上場来高値2838円から利益拡大売りで反落し、自律調整局面のようだ。4月13日には1991円まで調整する場面があった。ただし終値では前日比21円高の2143円まで戻して自律調整一巡感を強めている。週足チャートで見ると13週移動平均線を割り込んだが、26週移動平均線が接近して下げ渋る形だ。自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年2月期の連結業績は、売上高が16年2月期比25.5%増の13億55百万円、営業利益が同39.3%増の2億50百万円、経常利益が同35.0%増の2億37百万円、純利益が同34.8%増の1億54百万円だった。
ニュースリリース配信サイト「PR TIMES」利用企業数が順調に増加し、先行投資負担を吸収して計画超の大幅増収増益だった。ビジュアル(画像・動画)の活用も寄与して、利用企業数は17年1月に1万6000社を突破し、プレスリリースを転載するパートナーメディアは94媒体に増加した。
18年2月期の連結業績予想は、売上高が17年2月期比24.7%増の16億90百万円、営業利益が同39.5%増の3億50百万円、経常利益が同46.0%増の3億47百万円、純利益が同55.0%増の2億39百万円としている。
ニュースリリース配信サイト「PR TIMES」の利用企業数は4月7日に1万7000社を突破し、プレスリリース配信本数も17年3月に過去最高の過去最高の月間8262本を記録している。また16年10月設立した子会社PRリサーチが本格稼働する。18年2月期も好業績が期待されそうだ。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)