FPGの第2四半期業績予想は、上方修正により、当初の減収減益から一転、増収増益を見込む

■タックス・リース・アレンジメント事業において、投資家からの旺盛な需要を確実に取り込み、計画を上回る早さで好調に推移

 FPG<7148>(東1)は14日、今17年9月期第2四半期連結業績予想の上方修正を発表した。

 第2四半期連結業績予想の売上高は、前回予想を15億40百万円上回る120億円(前回予想比14.7%増)、営業利益は16億69百万円上回る80億円(同26.4%増)、経常利益は18億21百万円上回る82億円(同28.6%増)、純利益は14億54百万円上回る56億円(同35.1%増)と当初予想を上回る見込み。

 上方修正により、対前年同期比では、売上高13.2%増、営業利益12.6%増、経常利益15.0%増、純利益23.3%増と当初の減収減益から一転、増収増益を見込む。

 上方修正の理由として、同社では、グループの売上高の大半を占めるタックス・リース・アレンジメント事業において、投資家からの旺盛な需要を確実に取り込み、計画を上回る早さで好調に推移したことを挙げている。

 通期連結業績予想については、第3四半期以降の業績見通しについては、国内外の政治情勢や世界経済における地政学的リスクの高まりなどの不確定要素があるため当初予想を据え置くとしている。

 17年9月期通期連結業績予想は、売上高212億34百万円(前期比12.4%増)、営業利益129億44百万円(同9.2%増)、経常利益129億36百万円(同8.7%増)、純利益83億53百万円(同9.3%増)を見込む。

 ちなみに、通期業績予想に対する第2四半期業績予想の進捗率は、売上高56.5%、営業利益61.8%、経常利益63.4%、純利益67.0%となっている。

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