エスプールが高値に迫る、業績好調で介護・保育業界に特化した求人サイトなど好感
- 2017/4/17 09:49
- 株式投資ニュース
■第1四半期は人材事業に加え同社特色の障がい者雇用支援事業も拡大
人材派遣や物流アウトソーシングなどのエスプール<2471>(JQS)は17日、4日続伸の始まりとなり、9時30分にかけて2045円(72円高)まで上げて4月11日につけた2013年以来の高値2060円に迫っている。4月4日に発表した第1四半期決算(2016年12月~17年2月)が好調で、6日には人材派遣サービス子会社エスプールヒューマンソリューションズによる看護・介護・保育業界に特化した求人サイト「One+(ワンプラス)」開設を発表。期待が広がっている。
第1四半期決算(2016年12月~17年2月、連結)は、人材派遣サービスが大きく拡大したほか、同社の特色でもある障がい者雇用支援サービス事業で展開する稼働農園数の増加などが寄与し、売上高は前年同期比20.5%増加するなど好調だった。通期の予想は据え置いたが、予想1株利益111円35銭をベースにしたPERは18倍前後にすぎず、業績拡大傾向との比較では割安感を感じる投資家が少なくないようだ。(HC)
【お知らせ】4月17日(月)、日本インタビュ新聞社が開催する「IR企業セミナー」にエスプールの代表取締役・浦上壮平社長が登場します。場所:東洋経済新報社9階大ホール(東京都中央区日本橋本石町1-2-1)、時間:12時30分会場、13時開演、先着230名様(入場無料)。