ラクトジャパンは約3ヵ月ぶりに上場来の高値
- 2017/4/17 15:05
- 株式投資ニュース
■第1四半期が大幅増益となり注目強まる
乳製品輸入などのラクトジャパン<3139>(東2)は17日の後場一段高となって2240円(151円高)まで上げ、2017年1月以来約3ヵ月ぶりに上場来の高値を更新した。3日続伸基調。引き続き、4月12日に発表した第1四半期の連結決算(2016年12月~17年2月)で経常利益が前年同期の4.7倍となるなど大幅増益になったことが好感されている。
第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比2.4%減少したものの、アジア事業でチーズ製造部門の受注および生産量が増加するなどで、営業利益は同23%増加し、経常利益は同4.7倍に、純利益も同5.4倍になった。11月通期の見通しは据え置いた。為替の影響が仕入れベースと売り上げ計上時とで異なるなど、見通しが困難な面があることなどで予想は分かれるが、第1四半期のペースが続けば上ぶれるとの期待が強い。(HC)