協和発酵キリンが急伸、「XLH」の臨床試験結果が好感され年初来の高値を更新

株式市場 銘柄

■成人X染色体遺伝性低リン血症(XLH)を対象とした第3相臨床試験

 協和発酵キリン<4151>(東1)は19日、急伸の始まりとなり、取引開始後に10%高の1898円(173円高)まで上げて3週間ぶりに年初来の高値を更新した。19日付で、成人X染色体遺伝性低リン血症(XLH)を対象としたburosumab(KRN23)の第3相臨床試験の結果を発表し、主要評価項目を達成したとしたため、注目が集中した。

 1800円台は2016年7月以来になり、これ以前には15年8月の経営統合以来の高値2321円がある。業績は16年12月期を底に回復する見込みを開示しており、期待材料に対する反応が強いため材料株物色に乗る期待が出ている。(HC)

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