石川製作所が19%高など防衛関連株が急伸、北朝鮮の建軍記念日を巡り思惑
- 2017/4/24 09:42
- 株式投資ニュース
■細谷火工は11%高、何か動きが出ているのではと勘ぐる様子も
防衛関連株の石川製作所<6208>(東1)は21日大きく出直る始まりとなり、取引開始後に19%高の1510円(247円高)をつけて東証1部の値上がり率1位に躍り出る場面があった。4月上中旬に米空母艦隊の北朝鮮方面への移動を思惑材料に活況高となり、北朝鮮の建軍記念日が25日のため、ミサイル発射や核実験などを連想して再び思惑が強まったとの見方が出ている。
9時30分を過ぎては、細谷火工<4274>(JQS)が11%高、重松製作所<7980>(JQS)が8%高、豊和工業<6203>(東1)、日本アビオニクス<6946>(東2)は各々6%高など、4月上中旬に活況高となった防衛関連株が軒並み急動意となった。まだ報道されていないレベルで何か動きが出ているのではと勘ぐる様子もある。(HC)