【株式市場】フランス大統領選でのEU残留派の優勢など好感し日経平均は一時289円高

株式

◆日経平均の前引けは1万8870円24銭(249円49銭高)、TOPIXは1503.82ポイント(15.24ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億1778万株

チャート8 24日(月)前場の東京株式市場は、フランス大統領選の第1回目の投票で中道・EU残留派の候補が1位となったことなどを受けてユーロが上げ、裏返し的に円安が進んだことなどが好感され、株価指数の先物が先行高し、日経平均は269円高で始まったあと289円58銭高(1万8910円33銭)まで上げた。その後は高値圏で一進一退となり、前引けは249円49銭高(1万8870円24銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は小安い。

 業績拡大の観測が伝えられたソニー<6758>(東1)が大幅続伸し、川崎化成工業<4117>(東2)は横浜国立大学との共同研究などへの期待が再燃とされて急反発。イントラスト<7191>(東マ)は医療費保証保険商品などが材料視されて続伸。細谷火工<4274>(JQS)は北朝鮮の建軍記念日に何か起こるといった憶測が言われて再び活況高。

 東証1部の出来高概算は10億1778万株、売買代金は1兆783億円。1部上場2016銘柄のうち、値上がり銘柄数は1522銘柄、値下がり銘柄数は374銘柄となった。(HC)

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