【株式市場】地政学的リスクあるが円高要因の後退など好感され日経平均は大幅続伸

株式

◆日経平均の終値は1万8875円88銭(255円13銭高)、TOPIXは1503.19ポイント(14.61ポイント高)、出来高概算(東証1部)は19億2119万株

チャート13 24日後場の東京株式市場は、明日・25日が北朝鮮の建軍記念日のため様子見気分はあったが、フランス大統領選でのEU残留派候補の優勢を受けて円高要因は後退したとされ、ソニー<6758>(東1)などが本日の高値圏で推移。日経平均も、朝方につけた289円58銭高(1万8910円33銭)は抜けなかったが上げ幅260円前後を保って強調推移となった。大幅続伸。ただ、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は安い。

 後場は、新光電気工業<6967>(東1)が前週末の業績予想の増額修正を材料に一段高となり、リンクバル<6046>(東マ)は出会い系イベントなどで小子化対策銘柄とされて出直り拡大。フォーサイド<2330>(JQS)は前期の完全黒字化に続き根気の業績拡大などが期待されてで直り拡大。細谷火工<4274>(JQS)は北朝鮮の建軍記念日に何か起こるといった憶測が言われて後場ストップ高。

 東証1部の出来高概算は19億2119万株(前引けは10億1778万株)、売買代金は2兆1193億円(同1兆783億円)。1部上場2016銘柄のうち、値上がり銘柄数は1534(同1522)銘柄、値下がり銘柄数は381(同374)銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種(前引けも30業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、陸運、精密機器、建設、医薬品、その他製品、水産・農林、サービス、銀行、食料品、電気機器、パルプ・紙、などだった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る