ヤマトHDが宅配見直しや運賃値上げ観測など好感し大きく出直る

ヤマトホールディングス クロネコヤマト

■業績見通し減額後に持ち直しており自立反発の本格化など期待

 ヤマトホールディングス<9064>(東1)は25日、大きく出直る始まりとなり、取引開始後に5%高の2412.0円(111.0円高)まで上げて約1ヵ月ぶりに2400円台を回復した。この数日、27年ぶりの運賃値上げや「宅急便」の再配達に関する見直しの方針が伝えられており、労働力不足や収益回復などへの期待が強まった。

 前期・2017年3月期の業績見通しを4月18日に減額修正したが、株価はその翌日の2253円を下値に持ち直している。当面の業績動向は織り込まれたとの見方があり、自立反発が本格化する期待がある。3月には2584.5円まで上げたことがあり、どこまで回復するか注目されている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る