【株式市場】北朝鮮が大きな動きみせず日経平均は大幅続伸し4月3日以来の1万9000円台回復

株式

◆日経平均の終値は1万9079円33銭(203円45銭高)、TOPIXは1519.21ポイント(16.02ポイント高)、出来高概算(東証1部)は19億4868万株

チャート13 25日の東京株式市場は、北朝鮮の軍の記念日のためミサイル発射などが警戒されたが、早朝に何事もなかったため今日は無しとの見方があり、NYダウの216ドル高などが好感される形で日経平均は次第に上値を追った。11時過ぎには上げ幅が100円を超えて4月3日以来の1万9000円台回復となり、14時30分頃には233円88銭高(1万9109円76銭)まで上げ、2日続けて大幅続伸となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均とも高い。

 ヤマトホールディングス<9064>(東1)が27年ぶりの値上げ観測報道などを受けて活況高となり、昭和電工<4004>(東1)は14時の決算発表が好感されて直後から急伸。上場1週間の旅工房<6548>(東マ)はフランス大統領選でのEU残留派優勢が好材料とされてストップ高。アイケイ<2722>(JQS)は引き続き5月決算の見通し増額などが好感されて高値に接近。

 25日上場のアセンテック<3565>(東マ・売買単位100株)は前後場とも買い気配のまま初値がつかず、大引けは公開価格2000円の2.3倍の4600円の買い気配。気配値のまま上げる場合の本日上限に達した。

 東証1部の出来高概算は19億4868万株、売買代金は2兆3018億円。1部上場2016銘柄のうち、値上がり銘柄数は1633銘柄、値下がり銘柄数は305銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、保険、証券・商品先物、非鉄金属、鉄鋼、ガラス・土石、機械、倉庫・運輸、海運、銀行、などだった。(HC)

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