日本新薬は25日引け後、17年3月期業績予想と配当の上方修正を発表

■国内医薬品、導出自社創薬品ウプトラビ(R)の海外売上に伴うロイヤリティ収入及び原薬売上などが順調に推移

 日本新薬<4516>(東1)は25日引け後、17年3月期業績予想と配当の上方修正を発表した。

 17年3月期連結業績予想は、売上高は前回予想を35億円上回る990億円(増減率3.7%増)、営業利益は20億円上回る155億円(同14.8%増)、経常利益は32億円上回る165億円(同24.1%増)、純利益は29億円上回る119億円(同32.2%増)となる見込み。

 売上高に関しては、国内医薬品、導出自社創薬品ウプトラビ(R)の海外売上に伴うロイヤリティ収入及び原薬売上などが順調に推移したことから、当初予想を上回る見込みとなった。

 利益についても、研究開発費、販売費及び一般管理費が前回予想を上回る見込みであるが、増収により、当初予想より増加する見込みとなった。

 その結果、配当についても期末配当を当初の19円から30円に上方修正した。年間配当は、第2四半期の18円と合わせ、48円を見込み、20円の増配となる予定。

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