キヤノン電子は第1四半期好調で約1ヵ月ぶりに年初来の高値を更新

株式市場 銘柄

■通期予想を大きく上ぶれるペース

 キヤノン電子<7739>(東1)は26日、急伸の始まりとなり、取引開始後に1966円(173円高)まで上げて約1ヵ月ぶりに年初来の高値を更新した。25日の取引終了後に第1四半期の連結決算(2017年1月から3月)を発表し、営業利益が前年同期比59%増加し、純利益は同じく2.3倍となり、がぜん注目されている。

 レーザースキャナーユニットやドキュメントスキャナー、ハンディターミナルなどが好調に推移。12月通期の業績見通しは期初予想のまま据え置いたが、営業利益は通期の見通し額65億円に対し第1四半期が30億円のため、この好調さが続けば予想を大きく上回ることになる。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る