アセンテックは上場2日目も買い気配のまま上値を追い初値つかず(9時40分現在)

株式市場 銘柄

■セキュリティ強化しても高パフォーマンスの「仮想デスクトップ」技術など展開

 上場2日目のアセンテック<3565>(東マ・売買単位100株)は26日も買い気配で始まり、9時40分現在は公開価格2000円の2.6倍の5290円で買い気配となり、まだ初値はついていない。株価5000円でのPERは46倍になるが、比較対象銘柄のひとつとされるセグエグループ(3968)のPERは35倍前後、ジャパンシステム(9758)のPERは55倍前後のため割高感はないようだ。

 「仮想デスクトップ」技術と関連ソリューションサービスなどを展開し、今期・2018年1月期の業績見通し(会社発表・個別)は、売上高が前期比16.0%増の38.0億円、営業利益が同7.4%減の2.3億円、純利益は同14.2%増の1.6億円、1株利益は107円25銭。

 仮想デスクトップ技術は、同社ホームページなどによると、ITシステムに高いセキュリティと高パフォーマンスの両立を図るもので、通常はセキュリティを強化すると使い勝手が悪くなり、逆に利便性を追求するとセキュリティレベルが下がるというパラドックスを解決する技術。(HC)

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