三洋貿易が上場来の高値、業績・配当予想を増額し好業績を改めて好感

株式市場 銘柄

■今9月期の連結純利益は2期ぶりに最高益を更新する見込み

 化学品商社の三洋貿易<3176>(東1)は26日、11時にかけて11%高の2020円(206円高)前後で推移し、2012年に上場して以来、初の2000円台に進んだ。25日の取引終了後、今9月期の業績見通しと配当予想を全体的に増額修正して発表。好調な業績が改めて好感されている。

 今9月期の連結純利益の見通しは、従来予想を15%引き上げて32億円の見通し(前期比では16%の増加)とし、15年9月期の最高益を2期ぶりに更新することになる。また、配当予想は、第2四半期末(3月期末)、9月期末とも増額し、年間では前期比9円増の58円(16年9月期は年間49円)の見込みとした。(HC)

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