【株式市場】欧米株式の全面高など好感し日経平均は一時155円高となり新規上場株も高い

株式

◆日経平均の前引けは1万9231円92銭(152円59銭高)、TOPIXは1532.73ポイント(13.52ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億6557万

チャート13 26日(水)前場の東京株式市場は、欧州株式がトルコも含めて全面高となり、NYダウも2日続けて上げ幅が200ドルを超えたため買い安心感が広がり、主力株から材料の出た銘柄まで幅広く上げた。北米景気に敏感なコマツ<6301>(東1)なども続伸し、日経平均は10時頃に155円54銭高(1万9234円87銭)まで上げ、ひと休みしたあと前引けは152円59銭高(1万9231円92銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 日立国際電気<6756>(東1)がグループからの「独立」を好感して活況高となり、原油価格の持ち直し効果などが言われて出光興産<5019>(東1)も高い。上場2週間半のテモナ<3985>(東マ)はネット通販の「カゴ落ち」(ネット購入サイトで買い物カゴに入れたものの購入に至らない商品)フォローサービスなどが注目されて続伸。ケアサービス<2425>(JQS)は中国での介護事業への期待が再燃とされて急伸。

 上場2日目のアセンテック<3565>(東マ・売買単位100株)は26日も買い気配で始まり、9時56分に公開価格2000円の3倍の5950円で初値がついた。その後6950円まで上げ、前引けは6950円。

 東証1部の出来高概算は9億6557万株、売買代金は1兆1045億円。1部上場2015銘柄のうち、値上がり銘柄数は1620銘柄、値下がり銘柄数は308銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る