LINEは第1四半期決算で最終損益が黒字化し軟調だが持ち直す

株式市場 銘柄

■売上高は前年同期比16%増加、業績回復への期待広がる

 メッセージアプリなどのLINE<3938>(東1)は27日、朝方の3795円(425円安)を下値に持ち直し、9時30分を過ぎては3850円(370円安)前後で推移。出来高が増加している。26日の取引開始後に第1四半期の連結決算(2017年1~3月、国際会計基準)発表し、営業利益は前年同期比25%減、経常利益も同14%減となったものの、純利益は前年同期比で黒字転換した。上期や通期の業績予想は開示しないが、業績回復への期待が広がった。

 第1四半期の売上高は前年同期比16%増加した。4月3日には4370円まで上げたことがあり、この頃よりも業績見通しが明るくなったため、再び高値を目指す相場をイメージして注目する様子がある。(HC)

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