【株式市場】米金利低下による円高など影響し日経平均は軟調だが好業績株は高い
- 2017/4/28 12:01
- 今日のマーケット
◆日経平均の前引けは1万9213円09銭(38円78銭安)、TOPIXは1533.22ポイント(3.45ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億862万株
28日(金)前場の東京株式市場は、米国金利の低下などを要因に為替が円高気味になったため、日経平均は朝方の12円70銭高(1万9264円57銭)を上値にダレ模様となり、前引けは38円78銭安(1万9213円09銭)だった。東証2部指数、マザーズ指数は軟調で、日経JASDAQ平均は小高い。
トランプ大統領が通信社向けインタビューで「外交的な解決を望むが非常に困難」といった趣旨の発言を行ったと伝えられ、防衛関連株の石川製作所<6208>(東1)が11時過ぎにかけて一時急動意となった。アルプス電気<6770>(東1)は今期の増益見通しなどを材料に活況高となり、アイビ-シー<3920>(東1)やヒーハイスト精工<6433>(JQS)は業績予想の増額などが好感されて急伸。ミクシィ<2121>(東マ)は自己株の償却などが好感されて高値を更新。
東証1部の出来高概算は9億862万株、売買代金は1兆1522億円。1部上場2016銘柄のうち、値上がり銘柄数は730銘柄、値下がり銘柄数は1158銘柄となった。(HC)