ベネッセホールディングスの17年3月期連結業績予想の最終利益は当初の0円から35億57百万円へ
- 2017/5/7 11:04
- 株式投資ニュース
■利益については、コストの削減等に加え、有価証券の売却益、美術工芸品等の売却もあり前回予想を上回る
通信教育最大手のベネッセホールディングス<9783>(東1)は2日、17年3月期連結業績予想の修正を発表し、最終利益は当初の0円から35億57百万円に大幅上方修正となる。
売上高は、Berlitz Corporationの語学レッスン数や進研ゼミ事業の延べ在籍数が計画を若干下回ったこと等もあり、売上高は前回予想を下回る見込み。利益については、コストの削減等に加え、有価証券の売却益、美術工芸品等の売却もあり前回予想を上回る見込み。
17年3月期通期連結業績予想は、売上高は前回予想を87億36百万円下回る4300億64百万円(予想比2.0%減)、営業利益は1億85百万円上回る76億85百万円(同2.5%増)、経常利益は10億45百万円上回る55億45百万円(同23.2%増)、純利益は35億57百万円上回る35億57百万円を見込む。
16年3月期比では、売上高3.2%減、営業利益29.25%減、経常利益36.5%減となる。最終利益は前期△82億11百万円であったので今期は黒字転換となる。