キヤノンは対ユーロでの円安など好感し1年半ぶりの高値
- 2017/5/8 09:25
- 株式投資ニュース
■仏新大統領のEU維持政策や米国の景気拡大など期待
キヤノン<7751>(東1)は8日、4日続伸の始まりとなり、取引開始後に3800円(50円高)をつけ、2015年10月以来の3800円台回復となった。4月26日に業績見通しを増額修正した上、円相場がフランス大統領選でEU維持派のマクロン氏当選など好感して対ユーロで約1年ぶりの円安水準になる1ユーロ124円台に入ったこと、対ドルでも米国の雇用統計などを受けて円安が進んだため好感されている。
増額修正後の今期・2017年12月期の連結予想1株利益は164円50銭。PER25倍まで評価すれば株価は4100円台になる。(HC)