【銘柄フラッシュ】栄電子など急伸しファナックなどの指数高連動銘柄も高い
- 2017/5/8 17:05
- 株式投資ニュース
8日は、フランスの大統領選でEU維持派のマクロン氏が当選したことによるユーロ買い・円安や、米国の雇用統計を受けたドル買い・円安が好感され、株価指数の先物が買われてから指数への影響の強い銘柄に機械的な買いが入る場面があったようで、ファナック<6954>(東1)は後場一段と強含んで3.3%高。東京エレクトロン<8035>(東1)も同様に2.0%高、ファーストリテイリング<9983>(東1)も同様に4.4%高。日経平均が2万円台に乗るまでこうした動きが続くと強気の見方もあった。
アイエスビー<9702>(東1)は大型連休前の5月2日の取引終了後に2018年1月期・第1四半期の業績を発表し、連結営業利益が通期見通しの河畔を超える大幅増益だったことなどが好感されて朝から大引けまで買い気配のままストップ高を続け、大引けにストップ高の16.1%高となり東証1部の値上がり率1位。アイスタイル<3660>(東1)は2日に第3四半期決算を発表し通期の業績見通しを増額修正したことが好感されて13.6%高となり東証1部の値上がり率2位。JUKI<6440>(東1)は2日に発表した第1四半期の業績が大幅増益となったことなどが材料視されて大幅続伸の11.9%高となり東証1部の値上がり率3位。
日本パワーファスニング<5950>(東2)はステンレス製品の耐食性を飛躍的に向上させた独自製品が好調とされて15.6%高。田辺工業<1828>(東2)は2日の取引終了後に2017年3月期の決算見通しを増額発表し朝から大引けまで買い気配のままストップ高を続けてストップ高の14.7%高。エムジーホーム<8891>(東2)は業績好調とされて12.1%高となり8日の大引け後に業績予想の増額修正を発表。
プラッツ<7813>(東マ)は第3四半期決算の大幅増益などが好感されてストップ高の22.0%高。ASJ<2351>(東マ)は経産省のプロジェクトでIT導入支援事業者に選定されたことなどが言われて一時ストップ高の22.5%高となり大引けも21.7%高。
栄電子<7567>(JQS)は5月中旬に3月決算を発表する予定のため期待再燃とされて2日連続ストップ高の27.7%高。ほぼ日<3560>(JQS)は投信会社レオス・キャピタルワークスによる大量保有報告書などが材料視されたようでストップ高の14.2%高となった。(HC)