サニックスがストップ高、大幅増額し黒字転換幅拡大など好感される

株式市場 銘柄

■この数年は大きく下げたため少し戻るだけでも大幅高に

 サニックス<4651>(東1)は9日、急伸して始まり、9時30分前からストップ高の242円(50円高)に張り付き26%高。10時30分にかけては東証1部銘柄の値上がり率トップとなっている。8日の取引終了後、集計中の2017年3月期の業績見通しを全体に増額修正し、連結営業利益の見通しは従来予想を72%引き上げて10.3億円の見通しとしたことなどが好感されている。

 太陽光発電システムの受注好調などが要因。16年3月期比では、従来から営業・経常利益とも3期ぶりに黒字転換の見通しとしていたが、今回はこの黒字転換額が大幅に増加する見通しとした上、純利益も黒字転換の見通しとした。株価は2013年に1700円台の高値があり、その後一時119円まで下げたため、少し戻るだけでも現在値の2倍の500円どころは見込めると期待する様子がある。(HC)

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