ワコールHDが中間配当の開始、自社株買い、単元株数の変更などを発表

株式市場 銘柄

■10月1日付で売買単位100株に変更し2株を1株に併合

 ワコールホールディングス<3591>(東1)は10日の14時に、2017年3月期の連結決算と中間配当制度の導入、自己株式の取得、単元株式数の変更などを発表し、株価は直後の1433円(17円安)から一気に1459円(9円高)へと上げて出来高も急増している。

 17年3月期の連結決算は営業利益が前期比20%減少したが、今期の予想は4%増、1株利益は65円59銭とした。中間配当は、株主の皆様への利益配分の機会を充実させる目的で毎年9月30日を基準日として実施する。

 自己株式の取得(自社株買い)は、取得する株式の上限数が280万株(発行済株式数の2.04%)、取得期間は17年5月15日から17年12月31日。

 また、普通株式の単元株式数を17年10月1日付で現行の1000株から100株に変更し、10月1日をもって、同年9月30日(実質上9月29日)の最終の株主名簿に記録された株主様の所有株式について、2株を1株の割合で併合するとした。(HC)

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