ソネット・メディア・ネットワークスの今18年3月期は2桁増収増益を見込む
- 2017/5/11 09:44
- 決算発表記事情報
■DSP及びアフィリエイト・メディアプランニングなど好調に推移
ソネット・メディア・ネットワークス<6185>(東マ)の17年3月期業績(連結)は、売上高が69億61百万円、営業利益が3億24百万円、経常利益が3億24百万円、純利益が2億50百万円だった。同社は、17年3月期第1四半期から連結財務諸表を作成のため対前期増減率などの記載はない。
各サービスの取り組みを見ると、DSPでは、人工知能「VALIS-Engine(ヴァリス・エンジン)」を活用した新商品「ダイナミック・クリエイティブ」の販売を強化。それにより、広告キャンペーンの継続率は高水準を維持しつつ、キャンペーン数は安定的に増加し、売上高は前期比31.9%増の41億35百万円となった。
アフィリエイトでは、商材ポートフォリオの多様化を目的として、不動産等の新たな商材の販売に努め、広告主数及び媒体運営者数が増加。売上高は同15.2%増の24億66百万円となった。
メディアプランニングでは、ポータルサイト「So-net」の広告枠の企画及び仕入販売に注力し、売上高は同1.9%増の3億60百万円となった。
18年3月期通期業績見通しは、売上高は同23.1%増の85億70百万円、営業利益は同23.1%増の4億円、経常利益は同23.4%増の4億円、純利益は同19.6%増の3億円としている。