コロプラは年初来の高値、第2四半期の進ちょく率が良好で注目再燃

株式市場 銘柄

■今9月期は減収減益の見込みだが業績上ぶれる可能性が浮上

 コロプラ<3668>(東1)は11日の後場も年初来の高値を更新したまま13時30分にかけては11%高の1205円(118円高)前後で推移。10日の取引終了後に第2四半期の連結決算(2016年10月~17年3月)を発表。通期見通しは据え置いたが、営業利益が73.7億円となり通期見通しの67%を確保し、同じく純利益は65%に達したことなどが注目されている。

 連結財務諸表の作成は16年4月以降のため、今回発表の第2四半期業績は前年同期との比較なし。一方、9月通期の連結業績見通しは従来通りとし、営業利益は前期比66%減の110億円、純利益は同64%減の75億円、1株利益は60円23銭とした。株価はPER19倍台になり、通期の業績が上ぶれる可能性が強まれば上値余地も広がると見て注目する様子がある。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内唯一のブラシ式除雪車が北海道の主要空港で戦力化  加藤製作所<6390>(東証プライム)は1…
  2. ■日本発ロボ産業基盤づくりへ、住友重機・ルネサス・JAEが参画  一般社団法人京都ヒューマノイドア…
  3. ■2025年のパン屋倒産が急減、SNS発信とインバウンドが追い風  帝国データバンクは11月29日…
2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■干支格言「辰巳天井、午尻下がり」は再現するか  新年あけましておめでとうございます。いよいよ20…
  2. ■漢字が示す社会不安と物価問題、関連株に広がる待ち伏せ投資の妙味  2025年の世相を映す「今年の…
  3. ■AI相場と政策転換が映す日本株の行方、6万円挑戦か調整か  2025年、日経平均株価は史上最高値…
  4. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  5. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  6. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る