【株式市場】NYダウの3日続落など影響し日経平均は一時151円安だが好業績株など強い

株式

◆日経平均の前引けは1万9823円28銭(138円27銭安)、TOPIXは1575.53ポイント(11.33ポイント安)、出来高概算(東証1部)はSQ算出が加わり11億8192万株

チャート16 12日(金)前場の東京株式市場は、米国の卸売物価指数などを受けてNYダウが3日続落となり、円高基調が再発したため様子見気分が漂い、日経平均は反落含みで始まった後も時間とともに軟化た。11時を過ぎて151円64銭安(1万9809円91銭)まで下押し、前引けも138円27銭安(1万9823円28銭)。東証マザーズ指数と日経JASDAQ平均も軟調。

 朝のオプションSQ(特別清算値)算出は日経225型が買い越しとなったが、米国のインフラ整備政策に期待のあるコマツ<6301>(東1)などは軟調。一方、今期の増益見通しや自社株買いを発表した丸井グループ<8252>(東1)が高く、11時に四半期決算を発表したマーキュリアインベストメント<7190>(東2)は急伸。昨日四半期決算を発表したカヤック<3904>(東マ)、本決算を発表したエン・ジャパン<4849>(JQS)も活況高。

 東証1部の出来高概算はSQ算出分が1.5億株前後上乗せされたようで11億8192万株、売買代金は1兆5794億円。1部上場2015銘柄のうち、値上がり銘柄数は512銘柄、値下がり銘柄数は1385銘柄となった。(HC)

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