ラ・アトレの第1四半期は再生不動産販売、不動産管理の売上が大幅に伸び、新築不動産販売の減収をカバーし大幅増収となる

■多言語対応・長期滞在型の「LAホテル京都」がオープンし、今後の賃料収入が業績に寄与する見込み

 不動産販売・管理事業を展開するラ・アトレ<8885>(JQG)の第1四半期は、再生不動産販売事業、不動産管理事業の売上が大幅に伸び、新築不動産販売部門の減収をカバーしたことで大幅増収となった。

 今期17年12月期第1四半期連結業績は、売上高9億98百万円(前年同期比24.5%増)、営業利益37百万円(同1.8%増)、経常利益△22百万円(前年同期△04百万円)、純利益△21百万円(同03百万円)であった。

 同社の事業は、不動産販売事業、不動産管理事業に大別される。

 不動産販売事業は、新築と再生に分けられる。新築部門は、売上高2億65百万円(同24.2%減)、セグメント利益△02百万円(前年同期36百万円)であった。再生部門は売上高6億19百万円(前年同期比66.6%増)、セグメント利益53百万円(同41.8%増)となった。

 不動産管理事業は、売上高1億10百万円(同44.4%増)、セグメント利益53百万円(同41.8%増)と大幅増収増益であった。2月に、海外からのインバウンド需要を見込んだ、多言語対応・長期滞在型の「LAホテル京都」がオープンしたことで、今後の賃料収入が業績に寄与する見込みとなっている。

 今期17年12月期通期連結業績予想は、売上高88億85百万円(前期比87.4%増)、営業利益8億15百万円(同132.0%増)、経常利益6億10百万円(同190.3%増)、純利益5億11百万円(同189.8%増)と大幅増収増益を見込む。

 一株当たり純利益は前期の41円73銭から今期は117円03銭と大幅に伸びる。

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