【株式市場】為替が円高気味に転じ日経平均は朝方反落するが材料株など強く次第に戻す

株式

◆日経平均の前引けは1万9822円19銭(97円63銭安)、TOPIXは1574.64ポイント(9.59ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億8191万株

 17日(水)前場の東京株式市場は、円相場が米国の鉱工業生産指数などの指標発表を受けて円高気味になり、トヨタ自動車<7203>(東1)が反落するなど主力株が一服したため、日経平均は取引開始後に155円19銭安(1万9764円63銭)まで下押す場面があった。その後は持ち直した。主な株価指数の中では日経JASDAQ平均が安い。

 ワタベウェディング<4696>(東1)帝国ホテル<9708>(東2)が秋篠宮家の眞子さまご婚約報道を好感する形で活況高。メディカル・データ・ビジョン<3902>(東1)は政府が3月に閣議決定した医療ビッグデータ活用法案を受けて生保などが動き出すとの報道を受け先行性が浮き彫りになり3日続伸基調。

 東証1部の出来高概算は10億64万株、売買代金は1兆2138億円。1部上場2015銘柄のうち、値上がり銘柄数は571銘柄、値下がり銘柄数は1315銘柄となった。(HC)

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