【株式市場】NY急落など影響し日経平均も一時365円安だが好業績株や材料株は強い

株式

◆日経平均の終値は1万9553円86銭(261円02銭安)、TOPIXは1555.01ポイント(20.81ポイント安)、出来高概算(東証1部)は21億8463万株

チャート14 18日(木)の東京株式市場は、NYダウがトランプ大統領就任後最大の下げ幅の372ドル安となったことなどが影響し、日経平均は10時頃に一時365円15銭安(1万9449円73銭)まで下押す場面があった。中で、ディフェンシブ性のある花王<4452>(東1)武田薬品工業<4502>(東1)などは堅調に推移。後場、日経平均は持ち直し傾向となり、大幅続落だが下げ幅を200円台に縮めた。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 材料株や好業績株の選別買いが強まり、澤藤電機<6901>(東1)は自動車大手や石油元売大手などが合弁で燃料電池車の普及に向けた水素ステーション設置を推進と伝えられたことが材料視されてストップ高。弁護士ドットコム<6027>(東マ)は法人向けの企業法務ポータルサイトなどの拡大に注目強まり年初来の高値を更新。イデアインターナショナル<3140>(JQG)は引き続き業績予想の増額や株主優待の拡充、株式分割の発表が好感されて大幅続伸。

 東証1部の出来高概算は21億8463万株(前引けは11億5021万株)、売買代金は2兆7198億円(同1兆4248億円)。1部上場2015銘柄のうち、値上がり銘柄数は370(同207)銘柄、値下がり銘柄数は1574(同1734)銘柄。

 また、東証33業種別指数は4業種が値上がり(前引けは1業種;電力・ガスのみ値上がり)し、海運、食料品、陸運、電力・ガス、が高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る