【株式市場】材料株が高く銀行・保険株なども強いため日経平均は大引けも堅調で3日ぶりに反発

株式

◆日経平均の終値は1万9590円76銭(36円90銭高)、TOPIXは1559.73ポイント(4.72ポイント高)、出来高概算(東証1部)は19億863万株

チャート2 19日後場の東京株式市場は、株価指数連動ETF(上場投信)を日銀が買うとの観測が昼過ぎから流れたとされ、第一生命保険<8750>(東1)などが一段ジリ高となった。日経平均は取引開始後まもなく堅調に転換し、小動きではあるものの14時30分にかけて74円78銭高(1万9628円64銭)まで上昇。大引けも堅調で3日ぶりに反発した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均とも高い。

 後場は、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)なども一段ジリ高となり、三菱商事<8058>(東1)はマレーシアでのLNG事業などが材料視されても一段ジリ高。テモナ<3985>(東マ)は今期の経常・純利益の各々5割増益見通しなどが見直されて高値を更新。東天紅<8181>(東1)精養軒<9734>(JQS)はが東京・上野動物園のパンダ妊娠の兆候と伝わり年初来の高値。   

 東証1部の出来高概算は19億863万株(前引けは8億7908万株)、売買代金は2兆4077億円(同1兆764億円)。1部上場2015銘柄のうち、値上がり銘柄数は1090(同750)銘柄、値下がり銘柄数は804(同1118)銘柄。

 また、東証33業種別指数は21業種(前引けは12業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、保険、証券・商品先物、鉱業、鉄鋼、パルプ・紙、銀行、繊維製品、海運、卸売り、などとなった。(HC)

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