日特建設が自社株買いなど好感されて2015年以来の高値

株式市場 銘柄

 日特建設<1929>(東1)は22日、540円(14円高)で始まり、2日続けて2015年以来の高値を更新した。前週末に自己株式を除く発行済株式総数の2.35%にあたる100万株を上限とする自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感されている。また、同社は地盤改良や特殊土木の大手のため、大分県の一部地域で地割れが多数見つかったと伝えられたことを材料視する様子もあるようだ。

 自社株買いは5月30日から7月31日まで。取得上限金額は5億円。また、業績は堅調で、先の決算発表では、今期・18年3月期の配当を前期の年17円から同21円に増配する方針を開示した。(HC)

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