セメダインは後場もストップ高続く、コスト5分の1のフレキシブル基板を材料視

株式市場 銘柄

■出資先が試作できるサービス開始と伝わり急伸相場の第2幕を期待

 セメダイン<4999>(東2)は22日、前場ストップ高の788円(100円高)で売買されたまま買い気配となり、後場は13時30分にかけてまだ売買が成立していない。プリンテッド・エレクトロニクス製造技術の開発などを行うAgIC(エージック:東京都文京区)が22日付で「既存のフレキシブル基板と遜色のない性能のフレキシブル基板をこれまでの5分の1のコストで試作できるサービス「AgICオンデマンドAP-2」を公開」と発表し、同社にセメダインが出資するとされている。

 株価は4月下旬に画期的なプリント基板技術に関する材料が言われて急伸し、1週間ほどで550円前後から1020円まで上げた。22日はこの急伸相場の第2幕との見方があり、第1幕で参入した筋の動向などが注視されている。(HC)

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