大林組が2日続けて2000年以降の高値、TOBや新工法など材料視
- 2017/5/22 15:07
- 株式投資ニュース
■6月21日まで大林道路の完全子会社化を目指すTOBを実施中
大林組<1802>(東1)は22日の後場一段と強含み、1231円(8円高)まで上げて2000年以降の高値を2日連続更新した。買い材料としては、19日付で巴技研(東京都中央区)と共同で、大型風車の建設を超大型クレーンなしでリフトアップにより組み立てを行う装置「ウインドリフト」を開発したと発表し、期待されている。
さる5月17日付では、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が目標株価を引き上げ、それまでの1300円を1390円に見直したと伝えられた。5月11日から6月21日までの日程で大林道路<1896>(東1)の完全子会社化を目指すTOB(株式公開買付)を実施中で、業務効率化などへの期待もある。(HC)