【株式市場】円高や米経済指標が気になり日経平均は反落だがマザーズ指数などは高い

株式

◆日経平均の終値は1万9613円28銭(65円00銭安)、TOPIXは1565.22ポイント(2.43ポイント安)、出来高概算(東証1部)は15億4376万株

チャート5 23日後場の東京株式市場は、米国の4月新築住宅販売や半導体関連指標が日本時間の夜
に発表されるため様子見気分が漂い、材料株などが個別に選別買いされた。熊谷組<1861>(東1)は長野県知事がスポーツ庁長官に27年国体招致の要望書との報道とリニア新幹線との関連などが連想されて5%高。日経平均は14時過ぎからやや軟化が目立ち、一時92円74銭安(1万9585円54銭)まで軟化する場面があった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 後場は、ホットランド<3196>(東1)が今期の業績回復と内需株の選別買いに乗る形で上げ、リミックスポイント<3825>(東マ)は格安航空会社ピーチ・アビエーションとの提携が好感されて急伸。倉元製作所<5216>(JQS)は有機ELパネルに期待とされて後場一段高。

 東証1部の出来高概算は15億4376万株(同7億5659万株)、売買代金は2兆63億円(同9798億円)。1部上場2016銘柄のうち、値上がり銘柄数は978(同1073)銘柄、値下がり銘柄数は904(同785)銘柄となった。

 また、東証33業種別指数は12業種(前引けは17業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、水産・農林、その他金融、その他製品、食料品、精密機器、非鉄金属、サービス、建設、などだった。(HC)

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