ソラストは東邦ホールディングスとの業務提携を発表

■同日には主要株主の異動なども発表

 ソラスト<6197>(東1)は24日、東邦ホールディングス<8129>との業務提携契約の締結を発表した。契約締結日は5月24日。なお、同日には主要株主の異動及びCREDIT SUISSE(HONG KONG)LIMITEDによるソラスト株式の取得(予定)も発表した。

 ソラストは全国の医療機関から医療事務を受託する「医療関連受託事業」をはじめ、首都圏・関西圏・名古屋地区で訪問介護や通所介護などの在宅系を主体とした「介護事業」、東京都認証保育園を中心とした「保育事業」を展開している。

 一方、東邦ホールディングスは、医薬品卸売と調剤薬局の二つの事業を核とする医療、健康、介護分野に携わる企業集団である。

 今回の業務提携により、医療機関と調剤薬局の広いネットワークを有する東邦ホールディングスと医療機関支援や在宅介護に強みを持つソラストとの連携を強化し、地域における医療・介護などの包括的な支援・サービス提供体制の構築を目指すとしている。

 なお、同日には主要株主の異動を発表した。ソラストの主要株主であるCJP NC HOLDINGS,L.P.は、同社が保有するソラストの普通株式の一部(1,422,500株)を東邦ホールディングスに売却する契約を締結したとし、これにより、東邦ホールディングスがソラストの主要株主に該当する事になる。異動後の東邦ホールディングスの議決権割合は、10.7%、大株主順位は第2位となる。異動予定日は2017年5月29日。この異動による同社の経営体制及び業績等への影響はないとしている。また、CJP NC HOLDINGS,L.P.は、保有するソラストの普通株式の残り全部(2,795,800株)をCREDIT SUISSEへ売却予定であり、CREDIT SUISSEによる同株買付けは、株式取得後直ちに転売することを目的としているとした。

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