帝人は大きく出直る、日本初のウェア型化粧品や車向け複合材拠点の増設報道など好感

株式市場 銘柄

■約55%を出資するインフォコムの株価上昇も好感する様子が

 帝人<3401>(東1)は26日、大きく出直って始まり、取引開始後に2155円(77円高)をつけて5月16日以来の水準を回復した。この一両日、日本初のウェア型化粧品「まとう化粧品ラフィナン」の展示会出展や、をはじめ、天然素材の寝具に「防ダニ効果」をプラスできるインナーカバーなどの発表が相次いでいるほか、26日は「車向け複合材拠点5割増」(日経産業新聞26日付)と伝えられ、期待が広がっている。

 約55%を出資するインフォコム<4348>(JQS)の株価が好業績を受けて4月下旬から断続的に2003年以来の高値を更新していることも好感されているようだ。帝人の今期・2018年3月期の連結業績予想は、売上高を前期比15%の増加とし、経常利益も同13%の増加、予想1株利益は213円56銭。株価はPER10倍前後に過ぎないため割安感が強いといえる。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る