井村屋グループが上場来の高値、夏の天候に期待ありテレビ番組で評価再燃

株式市場 銘柄

■シーズン性強く今期も最高益の見通しで買い安心感

 井村屋グループ<2209>(東2)は26日、2140円(59円高)まで上げて約2ヵ月ぶりに上場来の高値を更新し、10時30分を過ぎても2120円前後で強い展開となっている。今期も最高益を更新する見通しで買い安心感があり、25日夜放送のテレビ東京系経済番組「カンブリア宮殿」(木曜夜10時~)に同社の浅田剛夫会長が登場したため、あらためて評価し直す動きがあるようだ。

 同社株にはシーズン性の強いイメージがあり、「夏場はアイスクリーム、冬場は肉まん・あんまん」(市場関係者)と注目する向きがある。気象庁が24日発表した3ヵ月予報(6~8月)では、今年の夏は平年より気温が高くなるとされ、期待を強める様子がある。(HC)

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