【株式市場】祝日前で円高懸念などあり日経平均は反落だが好決算株は高い

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の終値は1万7652円68銭(59円25銭安)、TOPIXは1427.72ポイント(2.80ポイント安)、出来高概算(東証1部)は20億475万株

10日後場の東京株式市場は、明日の祝日中にギリシャの財政問題や中東、ウクライナ情勢による為替変動の懸念があり、日経平均は100円安の1万7600円前後で小動きを続けたが、大引けにかけては小幅円安基調のためトヨタ自動車<7203>(東1)が堅調相場に浮上するなど値を戻す銘柄が増え、全体に持ち直した。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は堅調となった。

浜松ホトニクス<6965>(東1)が後場も10%を上回る値上がりのまま強く、昨日発表の第3四半期決算を好感。日産自動車<7201>(東1)も高い。昼12時に月次動向を発表したドン・キホーテ<7532>(東1)が高く、13時30分に発表した鹿島<1812>(東1)は一気に堅調転換。また、ミクシィ<2121>(東マ)などのオンラインゲーム株も期待再燃となり総じて高い。

東証1部の出来高概算は20億475万株(前引けは9億5438万株)、売買代金は2兆1654億円(同9831億円)。1部上場1862銘柄のうち、値上がり銘柄数は906(同771)銘柄、値下がり銘柄数は819(同908)銘柄。

また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は25業種(前引けは10業種)となり、値上がり率上位の業種は、鉱業、保険、サービス、石油・石炭、電力・ガス、空運、陸運、食料品、水産・農林、証券・商品先物、などとなった。

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