【株式市場】EU加盟国の債務が取り沙汰されて円高になり日経平均は一時112円安となり軟調

株式

◆日経平均の前引けは1万9576円19銭(106円38銭安)、TOPIXは1563.23ポイント(6.98ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億3852万株

 30日(火)前場の東京株式市場は、ギリシャ債務問題が取り沙汰されているようで対ユーロで円高傾向となり、キヤノン<7751>(東1)マツダ<7261>(東1)などが軟調になり、日経平均も時間とともに軟化して11時前に112円44銭安(1万9570円13銭)まで下押した。前引けも106円38銭安。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 SRGタカミヤ<2445>(東1)が投信運用会社による大量保有報告書の存在を材料に急伸し、メディカル・データ・ビジョン(MDV)<3902>(東1)は医療ビッグデータを活用した自社グループ初の乾燥性敏感肌用の高保湿スキンケア化粧品が注目されて上場来の高値。JPホールディングス<2749>(東1)は幼稚園や保育園の無償化をはじめとする政府方針が伝えられて戻り高値。ベクター<2656>(JQS)は引き続き中国企業が開発したスマートフォンゲーム「小小軍姫」の日本向け配信などへの期待が衰えず急伸。

 東証1部の出来高概算は少なめで6億3852万株、売買代金は9086億円。1部上場2016銘柄のうち、値上がり銘柄数は474銘柄、値下がり銘柄数は1397銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る