富士製薬が東証1部に移籍後の最高値、6月薬価収載予定の新製品に期待

株式市場 銘柄

■子宮内膜症治療剤、潰瘍性大腸炎治療剤など3製品

 富士製薬工業<4554>(東1)は31日、続伸の始まりとなり、取引開始後に4170円(160円高)をつけて2011年に東証1部に移籍して以来の最高値を更新した。2017年6月に薬価収載の予定の新製品(ジェネリック医薬品)が子宮内膜症治療剤、潰瘍性大腸炎治療剤など3製品あり、期待が広がっている。

 これら3製品のうち2製品は、17年2月に製造販売承認を取得した。業績への寄与が本格化するのは2017年9月期よりも18年9月期からになると見られるが、株価は先取り相場を強めているようだ。来期の5000円相場をイメージして注目する様子もある。(HC)

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