ラクオリア創薬は31日、日本でのアミド誘導体の特許査定の連絡を受ける
- 2017/6/1 06:46
- IR企業情報
■5月下旬に米国、欧州、日本での特許査定の連絡を次々と受け、株価急騰
ラクオリア創薬<4579>(JQG)は31日、同社が創出した選択的ナトリウムチャネル遮断薬の物質特許のうちの一つアミド誘導体(出願番号 特願
2014‐551474)は、これまで日本で審査中であったが、本日(31日)、特許査定の連絡を受けた。
5月下旬に米国、欧州、日本での特許査定の連絡を次々と受けたニュースもあり同社の株価に注目が集まった。その結果、5月1日には終値573円だった株価が5月29日には年初来の最高値1169円を付けるなど急騰している。
その5月の最終日を飾るにふさわしく、31日にも日本での特許査定のニュース発表となった。
なお、同社が創出した選択的ナトリウムチャネル遮断薬は、テトロドトキシン感受性(TTX-S)ナトリウムチャネルに対して特異的に作用し、複数の疼痛モデル動物において、高い有効性を示すことが確認されている。本化合物は、心臓で重要な働きをするテトロドトキシン抵抗性(TTX-R)ナトリウムチャネルに対して良好な選択性を示すことから、副作用の少ない画期的新薬として、様々な疼痛状態に対する未充足の医療ニーズに応えることが期待されている。