日本エンタープライズの子会社、「会津ラボ」はブロックチェーン技術を活用した様々な電力サービスの検討を開始

■ブロックチェーン基盤「いろは」の電力領域におけるユースケース・パートナーとなる

 日本エンタープライズ<4829>(東1)の子会社、会津ラボは、ブロックチェーンのスタートアップ企業であるソラミツがオープンソースとして公開するブロックチェーン基盤「いろは」の電力領域におけるユースケース・パートナーとなり、ブロックチェーン技術を活用した様々な電力サービスの検討を開始した。

 「いろは」は、ソラミツが主導して開発する日本発の分散型台帳技術ブロックチェーン基盤。ブロックチェーン技術の普及を目的としてLinux Foundationが立ち上げた共同研究プロジェクト「Hyperledgerプロジェクト」に、米IBM等の「Fabric」、米インテルの「Sawtooth Lake」に続き、平成28年11月、世界で3番目に採用された。高スループット且つ低レイテンシーを特徴とし、デジタル決済、契約管理、アイデンティティマネジメント、サプライチェーン・マネジメントなど様々な領域での活用が期待されており、世界のブロックチェーン市場で大きな注目を集めている技術。

 今回のパートナー参画を通じ、会津ラボは、ブロックチェーン技術をスマートメーターに組み込んだシステム開発の実績・知見を活かして、エネルギー事業を展開するエナリスが推進する新しい電力サービスの商用化に向けた実証等を共同で行います。また、「いろは」を用いた学内通貨実証の経験をもつ公立大学法人会津大学がアドバイザリーとして参画する。

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