【株式市場】NY株は続落するが法人企業統計など好感されほぼ全業種が高い

株式

◆日経平均の前引けは1万9854円27銭(203円70銭高)、TOPIXは1583.69ポイント(15.32ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億6860万株

チャート15 6月1日(木)前場の東京株式市場は、朝発表の法人企業統計が市場予想を上回ったことなどが好感され、東証33業種別指数のうち32業種が値上がりした。日経平均は、朝方はNYダウの3日続落が影響し小高い程度だったが、10時過ぎには222円45銭高(1万9873円02銭)まで大幅高。前引けも203円70銭高となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均とも高い。

 材料株などの物色も活発化し、enish(エニッシュ)<3667>(東1)は信用取引規制の解除ぐらいしか最新の株価材料は見当たらなかったが大幅高。クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)データ分析サービス企業との提携などが好感されて大きく出直り、日本エンタープライズ<4829>(東1)はブロックチェーン技術企業との提携電力取引サービス実証などが好感されて大きく出直った。リミックスポイント<3825>(東マ)はビットコインによる決済の大手コンビニ導入の期待などが根強くストップ高。
 
 東証1部の出来高概算は8億6860万株、売買代金は1兆2100億円。1部上場2017銘柄のうち、値上がり銘柄数は1602銘柄、値下がり銘柄数は309銘柄となった。(HC)

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