パイプドHDの子会社、パイプドビッツはカンボジア王国 プノンペンに100%子会社の現地法人「PIPED BITS (CAMBODIA)」を設立
- 2017/6/1 14:56
- IR企業情報
■現地法人の幹部候補およびブリッジエンジニアの募集を開始
パイプドHD<3919>(東1)の子会社、パイプドビッツは、自社のオフショア開発拠点として、カンボジア王国 プノンペンに100%子会社の現地法人「PIPED BITS (CAMBODIA)」を設立し、2017年6月1日より業務を開始した。また、業務開始と併せ、現地法人の幹部候補およびブリッジエンジニアの募集を開始している。
日本におけるIT開発リソース不足が常態化するなかで、中国をはじめ、より人件費の安いベトナムやフィリピンなどのアジア地域にオフショア開発の拠点を置く企業が増えており、同社でも2014年よりベトナムにオフショア開発を委託してきた。オフショア開発拠点間の競争意識を刺激することを目的に、今回新たにカンボジア王国 プノンペンにPIPED BITS (CAMBODIA)を設立する。
カンボジア王国の平均年齢は24~25歳と若い人材が豊富である一方、IT開発に関する教育が十分に整備されていないため、ベトナムや近年ポスト・ベトナムとして注目されているミャンマーと比較すると、オフショア開発拠点としての競争力が弱いのが現状である。しかし、カンボジアではレベルの高い国立大学等でITを学んだ優秀な人材が育ちつつあるため、潜在的に優秀な学生への教育投資を行い、国際的競争力のあるITエンジニアに育てることで、IoTやAI、ブロックチェーンといった先端技術の研究および開発が進められると考え、同社の主力サービスである情報資産プラットフォーム「スパイラル(R)」の価値創出に貢献できる体制を敷き、開発生産性および品質向上を目指す。