フォーカスシステムズが連日ストップ高、マイクロソフトとの連携を好感
- 2017/6/2 10:02
- 株式投資ニュース
■サイバー犯罪の証拠データ分析の高速化で分析時間を3日から半日に短縮
フォーカスシステムズ<4662>(東1)は2日、買い気配のままストップ高の875円(150円高)に達し、2日連続ストップ高。本日は10時にかけてまだ売買が成立していない。引き続き、1日付で、サイバー犯罪の証拠データ分析の高速処理化に向けて日本マイクロソフトと連携すると発表したことが好感されている。
マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure(以下Azure)」を活用した警察機関向け証拠データの高速処理化を実現するソリューション「サイフォクラウド」を1日から提供開始した。実証試験の結果により、従来の分析時間を3日から半日に短縮する結果になった。
業績が好調で、2016年3月期に最高益を更新したあとも高水準で推移するため買い安心感がある。テクニカル的には、1年半以上続いたモミ合い相場を抜け出した形になり、2014年から15年にかけて300円台から800円台まで上げた大相場に続く2段上げ相場がイメージできそうになってきたとの見方が出ている。(HC)