日本水産が年初来の高値、連続最高益に加えて材料性あり注目再燃

株式市場 銘柄

■体感的にも割安感は強いとの見方

 日本水産<1332>(東1)は8日、一段高の始まりとなり、取引開始後に643円(33円高)をつけ年初来の高値を更新した。前期・今期と続けて連結純利益などが最高を更新する見込みのため買い安心感がある上、「2020年にも完全養殖したマダコの出荷を目指す」(日本経済新聞6月8日付朝刊)と伝えられたことなど、期待材料が豊富なため注目が再燃したとの見方が出ている。

 今期・18年3月期の連結売上高は前期比3%増加の6560円を想定し、純利益は同41%増の200億円、1株利益は64円21銭を想定する。株価はPER10倍台前半のため、最高益更新の拡大傾向と合わせると、体感的にも割安感が強いとの見方がある。(HC)

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