弁護士ドットコムは提携による新サービスが相次ぎ出直りを強める

株式市場 銘柄

■組織の働き方を変革させる新クラウドサービスなどに期待強まる

 弁護士ドットコム<6027>(東マ)は9日の14時30分を回って6%高の1137円(66円高)前後で推移し、3日続けて出直りを強める展開になっている。6日、7日と連日、提携による新サービスの開始を発表。業績も純利益などが続けて最高を更新する見込みのため、期待材料に反応しやすい相場になっている。

 5月に1284円まで上げて上場以来2番目の高値をつけた。業績動向からはこの高値を更新しても不自然ではないため注目度は高いようだ。

 6月6日付で、株式会社Box Japan(ボックスジャパン)が国内で展開するクラウド・コンテンツ・マネジメントサービス「Box」と連携した新サービス「クラウドサイン for Box」を発表。安全なファイルの共有、ファイルへのアクセス、ファイル上での共同作業などの機能によって、組織の働き方を変革させるサービス。弁護士ドットコムが展開する「クラウドサイン」との連携により、ユーザーは「Box」上で契約の作成から締結・保管までシームレスな契約作業が可能になるという。

 6月7日付では、オフィスデザインやオフィス移転のコンサルティングサービスを提供する株式会社MACオフィス(スターティア<3393>(東1)の持分適用会社)と提携し、会員登録弁護士向けにオフィスコンサルティングサービスを提供すると発表した。(HC)

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